入れ歯(義歯)が入ったばかりの患者さんに
聞かれることが多いものをまとめてみました。
会計のときに聞かれることもあるでしょうから
そのたびに一般的なことも歯科医師を呼ぶのではなく
歯科衛生士さんが答えられると、
「わかっている歯科衛生士」という感じがしますね。
必ず外して義歯用ブラシで磨くように説明してください。
そのまま磨いていると入れ歯が汚れるだけでなく
部分入れ歯の場合は
残っている歯が虫歯になる人が多いことを教えてあげると良いですよ。
必ず外してフタがついている容器で
水中に保管するように説明してください。
基本的には水中に保管しないと、乾いて臭いもしてきます。
数日に一回は洗浄剤を使うと理想的ですね。
なかには
「外すのが面倒だから、寝るときもつけている」
という人もいますが
24時間ずっと義歯をいれていると粘膜が圧迫されるので
寝ているときは休ませるように教えてあげてください。
「床ずれ」を例えに出して説明するとわかりやすいみたいですよ。
ダメではないのですが、慣れるまでは避けたほうが良いですね。
患者さんは新しい入れ歯を楽しみにしています。
そして、入れ歯を入れた日というのは
何でも食べられるような気がするようですね。
気持ちはわかるのですが
最初は硬いものは細かくして慣れていくことを伝えてください。
何度か調整が必要になることが多いです。
粘着性のあるものも避けたほうが賢明です。
聞かれることというより、
たまに自分で「紙やすり」などを使って削る人がいます。
これは絶対にやめるように伝えてください。
歯科医師が調整で削るときは、理論に基づいて削っています。
患者さんが「なんとなく」削ると取り返しのつかないことも多いです。
(もう一度、最初から作ることになることもあります)
歯科衛生士さんのほとんどが
入れ歯を入れている人はいないと思います。
歯科医師や歯科技工士と同じレベルで
義歯に詳しくなる必要はないと思いますが
これくらいは簡単に覚えられると思いますので
ぜひ、明日から実践してみてください。

