2008年01月18日

歯科衛生士の診療アシスト 普通抜歯 器具2 ヘーベル

抜歯の際には色々な器具を使います。

慣れた歯科衛生士さんには普通ですが、
経験が浅い歯科衛生士さんには何が何だかわからないでしょう。

今回は前回の普通抜歯の器具1 鉗子に続いて
経験の浅い歯科衛生士さん向けに
普通抜歯で使う器具の中でメジャーな3つ
鉗子、ヘーベル、鋭匙のうち「ヘーベル」について簡単に説明します。


?a?@ ヘーベル

エレベーター、挺子とも呼びます。
鉗子と違って呼び方は歯科医師によって様々でしょう。

簡単に言うと
歯と歯肉の間に入れてクリクリやってる
マイナスドライバーみたいなやつです。

テコの原理を利用して歯を脱臼させているのです。

鉗子以上に経験の浅い歯科衛生士さんには
全て同じに見えるかも知れませんが、細かく違いがあります。

まずは「」の違いがあります。

はまっすぐで、は先のほうでカーブしています。

CIMG1188.JPG

上がで下がになっています。

わかりにくいので、先をアップにしてみましょう。

CIMG1189.JPG

よく見ると
大きく違うことがわかりますね。

メーカーなどによって形も少し違いますが
この写真で違いがわかれば、どのヘーベルでもわかるでしょう。


???????? 直と曲の使い分けは?

違いはわかったけど、どっちを用意してよいかわからない
という疑問がでてくると思います。

実は「上顎の6は曲」などと
明確に決まっているわけではないのです。

歯科医師の好みや
患者さんの「口の開き具合」「頬の伸び具合」に左右されます。

前歯はで親知らずはなのは間違いないですが
5や6は患者さんによって分かれるところでしょう。

個人的には
5まではで6からはを使うことが多いですね。


他にも「細い」「太い」という違いもありますが
これこそ、歯の抜けにくさや歯科医師の好みによるでしょう。

じゃあ、覚えなくていいや
と思わずに
自分が勤めている歯科医院の歯科医師が
どういうときに太いヘーベルを選んでいるか?
などを意識して見ていれば徐々にわかってくると思いますよ。


もっと詳しく勉強したい人は
カラーアトラス抜歯の臨床」が一番写真もキレイで詳しいのですが
歯科医師用で他の部分が細かくて値段も高いので

歯科診療補助歯科器械の知識と取り扱い」が一番良いでしょう。
普通の本と比べてしまうと安くはないですが
器具の知識としては、ほぼ完璧に網羅しています。





posted by ドクター at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 抜歯の診療アシスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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